廃棄プラスチックからアウトドア・キャンプグッズを開発販売するQaou

Qaou logo 01 SDGs
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本記事では、リサイクル(廃棄)プラスチックからテントなどのアウトドアグッズを作り販売している、フランス・マルセイユ発のQaouという会社を紹介します。

現在、コロナによるソーシャルディスタンスの影響もあって、開放的な外でのアウトドア活動の人気が高まっています。

その中で自然を多く感じ、サステナビリティを意識する機会が増え、

「自分にも地球に貢献できることがあるのでは?」

と考えている人は多いのではないでしょうか?

そんな方に、リサイクルプラスチックから作ったサステイナブル・アウトドアグッズを展開するOaouを紹介したいと思います。

このQaouの製品は、他のブランドには見られないデザイン性・機能性も備えており、魅力たっぷりです。

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空前のキャンプブーム

テントキャンプ01
自然の中にテントを張ってキャンプ

冒頭にも書きましたが、コロナ禍により人ごみ、密室を避ける生活にシフトしていく中、広大な自然の中で楽しめるキャンプがブームになっています。

あまりアウトドアに関心が無かった人でも、この機会に興味をもった方も少なくないはずです(私もその一人)

自然の中、みんなと、もしくは一人で、のんびり好きなことをして過ごすのは本当に贅沢ですよね。

いつでも電話やインターネットで繋がれて、手を伸ばせばなんでも手に入ってしまう現代だからこそ、あえて少し不自由に、日常と違う自然に囲まれた環境で過ごすことの新鮮さに多くの人が気づき始めました。

ヨーロッパでは、既にキャンプは一つの文化

私自身、ヨーロッパに移住して驚いたことの一つに、夏のバカンスなどでキャンプに出かける人が多いことです。

バカンス地にはキャンプサイトが必ずあり、みんな車に道具を詰め込んで、もしくは大きなリュックに折りたたんだテントを持って、数日~1,2週間キャンプします。

ヨーロッパの人たちは、一泊二日で、張り切って豪華な料理を作って・・・と言うものではなく、テントを張って、日陰で読書したり、海で泳いだ後に昼寝したり、特別なことはしなくても非常に優雅に、贅沢に過ごしている印象を受けます。

日常のストレスから切り離すためにもキャンプする

déconnecter : 日常のストレスから切り離す
déconnecter : 日常のストレスから切り離す

私の住むフランスでは、バカンスシーズンによく「déconnecter」という言葉を使います。

意味は「切断する、接続を切る」、つまり、バカンスでは日々の仕事に追われた生活と切断し、のんびり時間を過ごす、という文脈で使われます。

育児に追われた母親が1、2週間バカンスを取るときなどにも使われていました。

その際に、自然の中でキャンプして過ごすと本当にリフレッシュでき、また気持ちよく仕事に戻れます。

ヨーロッパではこんな風にキャンプが使われており、もはや文化の一つと言えます。

(ヨーロッパ人は本当に自分のコントロールが上手いです、見習わなければ)

ヨーロッパは環境意識が高い

環境問題の一つ、廃棄ペットボトル
環境問題の一つ、廃棄ペットボトル

ヨーロッパ人の環境意識への高さも、キャンプが人気の理由の一つと言えます。

大きな都市でバカンスを過ごすと、どうしてもペットボトル飲料を飲んだり、買い物でプラスチックバッグをもらったり、今環境汚染の問題として取り上げられているプラスチックを消費する機会が増えます。

一方、キャンプなど自然の中で過ごすことで、そういった機会は激減します。

環境意識の高いヨーロッパ人は、キャンプなどでバカンスを過ごすこと、つまり地球を汚さずに過ごすことを誇らしげに語ります。

事実、キャンプをすることで(都会で過ごすよりは)プラスチック等の消費は減りますし、さらに、自分も環境問題に貢献していると語れることもキャンプ人気の一要因になっているのだと思います。

サステナビリティとキャンプの関係性

テントキャンプ03
自然の中で、みんなでキャンプを楽しむ

上で述べたように、キャンプと環境問題、さらにこの後述べているキャンプと人間性の回復(この先も人間らしく生きていくこと)は非常に密な関係にあります。

違う言い方をすると、キャンプとサステナビリティは強く関係しています

自然と触れ合うことの大切さ

キャンプなどを通じて自然と触れ合うことで環境への意識が高まります。

自然の美しさ、自然の音、自然の中での遊びなど、都会での生活では体験できないものばかり。

私は二人の子供がいるのですが、彼らをキャンプに連れていくと目を輝かせて喜びます。

そして「今ね、プラスチックが地球を汚していて・・」なんて話をすると、真剣に耳を傾けてくれます。キャンプによって「地球を守りたい、美しく保ちたい」という気持ちが強くなったのでしょう。

また、キャンプの中にある、ちょっとした「不自由さ」が、便利で物があふれている現代に対して
「過剰なのでは?そこまでやる必要ないのでは?」と客観的な視点を与えてくれます。

都会の生活の中では気づきにくいですが、我々は(特に日本は)過剰なサービスに囲まれています。

その過剰なサービスは、時として環境汚染につながります。

自然と触れ合うことは、今の生活を客観的に見せてくれて、美しい地球を持続させるには何ができるのかを考える良いきっかけを与えてくれます。

自然との対話で人間性の回復(スノーピーク)

キャンプ:人と人、人と自然の繋がり
キャンプ:人と人、人と自然の繋がり

キャンプ用品やアパレルを展開しているスノーピークの記事を読んでいて、

ミッションは「人間性の回復」

というメッセージを見つけました。

私の理解では、テクノロジーが発達すると人と人との繋がりが希薄になり、また自然と触れ合う機会が減り、人間性が低下すると。

彼らは人と人、人と自然をつなげることで野生を取り戻し、人間性を回復させることをミッションとして掲げている、と。

つまりキャンプのような自然と触れ合うアクティビティは人間性の回復につながり、この先も人間が人間らしく生きていく⇒サステナビリティの向上につながる、と理解しました。

結論、キャンプは世界を救う!?

キャンプを始めよう!

キャンプ・テント
さぁ、キャンプに出かけよう

と、まぁ、堅苦しい言い方でキャンプの良さを伝えてきましたが、シンプルにキャンプに行ってみる、自然の中で時間を過ごしてみるのが一番早く理解できると思います(笑)

まずはキャンプグッズをそろえて、キャンプサイトを予約して・・人気のアクティビティなので、インターネットで探せばこの手の情報はいくらでも出てきます。

ただ、特にキャンプグッズに関して、たくさん情報がありすぎて、どれが良いかわかりませんよね?

例えば、上に出てきたスノーピークは人気で、商品の質も良さそうだけど、高い。

また、その他のキャンプグッズメーカーだと、何か特徴がない・・・と思っている方、

せっかく今から揃えるなら、サステナビリティを意識したキャンプグッズはいかがでしょうか?

キャンプグッズは長く使えるし、どうせ買うならサステイナブルな商品を選ぶことで、積極的に環境問題へ貢献してみてはどうでしょう。

そんな方には以下のアウトドアグッズメーカーをオススメします。

Qaou : リサイクルプラスチックを利用したキャンプグッズを開発

冒頭にも説明した、サステイナブルなアウトドアグッズを開発販売しているQaouを紹介します。

サステイナブルなアウトドアグッズとは、具体的には、ペットボトルなどの廃棄プラスチックを原料とし、染料不使用など、環境に配慮した素材でつくられた商品です。

具体的には、以下のような手順で、廃棄プラスチックからテントが出来上がるそうです。

廃棄プラスチックからテント(Beluga)ができるまで
廃棄プラスチックからテント(Beluga)ができるまで

画像参照元:https://internetcom.jp/207272/qaou-beluga-sold-at-makuake-shop-in-shibuya

フランス・マルセイユ発のアウトドアブランド

このQaouは、上にも述べた環境意識の高いヨーロッパ・フランスのマルセイユ発のブランドです。

説明したように、ヨーロッパではブームではなく、文化の一つとしてキャンプがあるので、その長い歴史から研究された便利な機能、デザインはもちろん、

近年のサステナビリティ、SDGsを意識した商品開発によりブランディングを行っています。

特にサステナビリティに関しては、環境意識が高い方には刺さるストーリーですよね。

染料不使用

廃棄プラスチックを原料としているだけでなく、このQaouの製品では染料も使っていません。

Qaouのテント:Beluga
Qaouのテント:Beluga

ポップな、派手なデザインのアウトドアグッズが多い中、染料を使わない、単色の白や緑といったシンプルで自然なデザインは逆に目を魅きます。

機能面にも優れている

Qaouのテントや他のアウトドアグッズはサステナビリティ、デザインだけでなく、機能面にも優れています。

売り文句としては

1つのテントで6つの機能

Qaouのテントの6つの機能
Qaouのテントの6つの機能

さらに、以下の動画を見ると、それぞれのアイテムを組み合わせて、色々なパターンのテントを作っていることがわかります

Qaou la tente innovante.

ハンモックを屋根にしたり、テントを連結させたり、そこでの過ごし方や参加人数、天気によってさまざまな使い方ができます。

ハンモックが付いている

ハンモック01
キャンプでハンモックが大活躍

Qaouの最大の特徴は「ハンモック」にあると言えます。

ハンモック、これに寝そべるとマジで気持ちいいです。

ヨーロッパの人は大好きで、私の住んでいる南フランスでは、その気候の良さもあって、キャンプでなくても、家の庭や公園でもハンモックを設置して昼寝している人がいます。

私の会社では、昼休みに会社の庭にハンモックを付けて昼寝している同僚がいました(笑)

私も使わせてもらいましたが本当に気持ちよかったです。

Qaouのテントにはこのハンモックが付いています

キャンプにハンモックを持っていったら一緒に行った友達との差別化できること間違いなしです。

子供も大喜びすると思います。

寝るため以外にもハンモックを利用できる

さらに、上の動画にもあるように、Qaouのテントでは、このハンモックを寝るため以外にも利用することができます。

具体的には、

  • 日除け、雨除けの屋根やカバー
  • テント横の拡張スペースの屋根
  • ハンモックの日除け屋根

など。それゆえ、Qaouのサイトでは「多目的ハンモック」という名前が付いています。

(雨除けにも使えるということで、当然、撥水加工(耐水圧2000mm)が施されています)

本当に良く考えられています。

軽量:3キロ以下

このQaouのテントの重さは3キロ以下とのことです。

それゆえ、車で荷物を運べないとき、キャンプポイントまで歩かなければならないときなどは、この軽量設計は嬉しいです。

複数のテントを連結して使える

機能面でさらに言うと、複数のテントを連結することもできます。

キャンプをやったことのある人なら、このように連結したり離したり、フレキシブルに変えられることがいかに便利かがわかるはずです。

様々なアクティビティに対応

テントキャンプ
テントの中で夜を過ごす

このテント連結機能や軽量仕様、上で説明した多目的ハンモックを駆使すれば、以下のような様々なアクティビティで用いることができます。

ソロキャンプ(キャンプ場、登山)

最近ブームのソロキャンプには、軽量であること、多目的ハンモックなどが大活躍するのではないでしょうか。

例えば、キャンプ場でのソロキャンプはもちろん、登山に持って行って、山の中で使用するのもいいですね。

ハンモックで揺られながら一人昼寝したり、読書するのは最高に贅沢だと思います。

家族キャンプ・友達との大人数キャンプ

ソロキャンプだけでなく、当然家族キャンプや友人とのキャンプにも使えます。

上にも書きましたがハンモックは子供にも大人気!実際、私も家族キャンプでハンモックを使いましたが、子供はブランコのようにして使って楽しんでいました(笑)

ハンモックを日除けにして、食事スペースを作ることもできます。

また、テントを連結して、夜もワイワイみんなで過ごすのも楽しいですね。

ツーリングキャンプ

もちろん、ツーリングキャンプにも最適。

以下の動画はツーリングキャンパーを主役にしたQaouのプロモーションビデオです。これを見ればキャンプに出かけたくなる人は多いのではないでしょうか?

Qaou configuration 1 hamac + Sous tente + Arceaux.

その他:運動会、花見、野外スポーツ観戦、野外コンサートなどのイベント

軽量であることや、多目的ハンモックを日除け・雨除けなどに使えることから、花見や運動会などの行事、さらには野外スポーツ観戦や、フェスなどの野外コンサートにも使えると思います。

特に野外コンサートなどはテントで休憩所を作る人も多いし、その時に多目的ハンモックを日除けや雨除けとして利用できたらどんな状況でも過ごせますね。

製品ラインナップ

以下、Qaouのテントのラインナップを見てみましょう。

Beluga(ベルーガ)

購入サイト(日本語対応済):↑のテントの画像をクリックすると購入サイトへ行けます

価格:¥54,800(日本の代理店から購入可能)

詳しいサイズ、付属品等の情報は、上記の購入サイトに全て記述されています。

AdventureV4(アドベンチャー)

購入サイト(日本語対応済):↑のテントの画像をクリックすると購入サイトへ行けます

価格:¥46,800(日本の代理店から購入可能)

詳しいサイズ、付属品等の情報は、上記の購入サイトに全て記述されています。

Notice vidéo du Qaou Adventure V4 et V4.1

本動画は、実際にAdventure V4と付属しているハンモックを組み立てている様子です。

また、多目的ハンモックの色々な使い方も見られるので、参考になると思います。

日本でも購入可能

Qaouはフランス発のアウトドアブランドですが、日本の代理店もあるので、安心して日本でも購入することができます。以下、日本の購入サイトのリンクです。

サスティナブルなアウトドアブランド【Qaou(カウ)】

上で紹介したテント以外にも、ハンモック単体や、トレッキングポール(登山用の杖)、エアーマットなども販売しています。

サステイナブル・アウトドアグッズに興味のある方は是非のぞいてみてください

まとめ

キャンプは自然を楽しむだけでなく、環境問題への意識を高めるためにもとても良いアクティビティだと思います。

今からキャンプグッズの購入を検討されている方、

どうせ買うならサステイナブル商品で揃えてみるのはいかがでしょうか?

廃棄プラスチックから作られているテントを使うことで、環境対策に「自分も参加してる感」が強まります(実際、本当に参加しているのですが)。

まずは自身の所有物をサステイナブル商品にしていくことから、環境対策の第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

筆者プロフィール
この記事を書いた人

フランス在住(現地採用)。工学博士。移民。
大学時代から人工知能・コンピュータビジョンの研究に従事し、現在までにディープラーニングを用いたCT画像中の肺結節の悪性判定システムや、車載センサーデータにおける認識処理を用いた自動運転システムの開発を遂行。

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