「CHOOOSE」社 概要
地球温暖化問題は、人類の生存基盤に関わる最も重要な環境問題の一つであり、全人類が主体的に温室効果ガス排出量の削減を進めていくことが必要だと考えられています。また、国連がとなえるSDGs (Sustainable Development Goals https://sdgs.un.org/goals)の17の目標の一つにも「Climate Action:”気候変動に具体的な対策を”」が定義されています。
「CHOOOSE」社はカーボンフットプリントを見える化し、カーボンオフセットを促進するポータルサイト「MyCHOOOSE」を運営する、ノルウェー発の注目のスタートアップです。
「カーボンフットプリント」とは? 「カーボンオフセット」とは?
カーボンフットプリント(英: Carbon footprint, CF)には、以下の用法がある。(1) 個人や団体、企業などが生活・活動していく上で排出される二酸化炭素などの温室効果ガスの出所を調べて把握すること。炭素の足跡。(2) 1を企業が自社の商品に表示する制度。別名カーボンラベリング(Carbon labellng)、二酸化炭素 (CO2) の可視化。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カーボンオフセット (carbon offset) とは、人間の経済活動や生活などを通して「ある場所」で排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを、植林・森林保護・クリーンエネルギー事業(排出権購入)による削減活動によって「他の場所」で直接的、間接的に吸収しようとする考え方や活動の総称である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つまり、個人・企業がその活動によって排出している二酸化炭素(カーボンフットプリント)を見える化し、どうしても減らせない排出量に関しては、他の個人・企業・場所によって削減することで、埋め合わせ(カーボンオフセット)をはかるという、環境アクションが提唱されています。例えば、植林を生み出す活動、化石燃料をバイオ燃料や再生可能エネルギーに置き換える活動、リサイクル活動などです。
また、環境アクションは企業や団体のものだけでは無く、個人で行えることも多いです。例えば、家を建てる際に太陽光パネルを出来るだけ多く採用する、衣服の購入の際にリサイクル素材が使われているものを選ぶ、徒歩・自転車などカーボンフリーな移動手段を選択する、また、環境に配慮した活動を行っているコミュニティを支援する、などの行動の「選択」が挙げられます。
CHOOOSE社の名の由来は「選択する」という意味の「CHOOSE」であり、我々が環境に優しい「選択」を積極的に行い、緑豊かな明るい未来を「選択」することが社の目指すビジョンとなっている様です。
カーボンフットプリント見える化ポータル「MyCHOOOSE」
CHOOOSE社のニュースリリース(2021年4月21日発表)によると、アップグレードされたMyCHOOOSEポータルサイトを使うことで、あなたのカーボンフットプリントを最適化・削減し、環境アクションに貢献することが出来ます。また、少ないカーボン排出量での活動を行っている環境プロジェクトやコミュニティ(例えば、ソーラーエネルギーだけで生活しているコミュニティ)に対して容易に金銭支援を行うことが出来る機能などをサポートしています。
以下の画面キャプチャは著者が実際に当サイトにサインアップし、お試ししてみた際のものです。
まとめ
- 地球温暖化問題は最も重要な環境問題、みんなが温室効果ガス排出量の削減を進めていくべき。
- CHOOOSE社はカーボンフットプリントの見える化や、カーボンオフセットを実現するための、環境アクションを容易にするポータルサイト「MyCHOOOSE」を運営
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