まだ間に合う!子供と一緒に親もプログラミングを始めるべき理由【入門】

プログラミング

本記事では、プログラミングとは無縁だった方を対象に、プログラミングで何ができるか、具体的にどんな作業をするのかを学べる講座を紹介します。

今やプログラミング教育は小学校のカリキュラムに導入されています。
「パパ、プログラミング教えて~」と頼られる日も遠くありません。

また、子供のことを抜きにしても、大人になってからでもプログラミングを始めることのメリットはたくさんあります。

ですので、これを機に、子供と一緒に始めてみてはいかがでしょうか?

以下、プログラミングを勉強するメリットと、忙しい社会時でもできる具体的な勉強法を紹介します。

スポンサーリンク

今からでも遅くない!プログラミングを始めたほうが良い理由

まだ間に合う!プログラミングを始めよう

プログラミングと言うと、ソフトウェア開発のためのツールと考える人が多いのではないでしょうか。

それはそれで正解なのですが、プログラミングを勉強することで、会社の業務で役に立つ様々なスキルが身に付くと私は考えています。

プログラミングをやることで身に付くスキル

具体的には、プログラミングをすることで以下のスキルが向上します。

  • 論理的思考力
  • 問題解決能力
  • 自分なりの答えを見つける能力
  • 業務遂行を効率化する能力

これらのスキルは、プログラミングを使うエンジニアだけでなく、社会人全般に必要と言えるものばかりです。つまり、プログラミングはこれらを身に付ける最高のトレーニングと考えることができます。

例えば、プログラミングでは、命令を一つ一つ組み立てて目標にたどり着く道筋(ロジック、アルゴリズム)を決めます。これは「論理的思考」そのものです。

また、プログラミングの実行結果が想定と違う場合、デバッグと言って、命令を一つ一つ確認し、どこに失敗の原因があるのかを突き止めます。これは「問題解決能力」にあたります。

私はプログラミング言語の文法を学びましょうと言いたいのではなく、自分でロジックを組み立てる過程や、デバッグによる問題解決を行える機会を得るためにプログラミングを学ぶことを推奨しています。

(ですので、本記事後半では、「ビジュアルプログラミング」といって、コーディングを必要としないブロックを組み立てる方法でプログラミングを学ぶ講座を紹介します)

この考え方は、(プログラミング以外の)業務においても必ず役に立ちます。

子供にとってもプログラミングは良い勉強法

自分で考える訓練
プログラミングは子供にもとても良い教材

上と同じことが子供にも言えます。

本記事を読んでくださっている皆様は身に染みて感じていると思いますが、上で挙げたようなスキルは、日本の学校教育では身に付けることが難しいです。

暗記・詰め込み式の勉強では、じっくり論理的思考を養うことや、答えのない問題に対して自分なりの答えを見つける能力を鍛えることはできません。

つまり子供にとってもプログラミングはとても良い勉強法なのです。

以下の記事で、プログラミングがいかに子供の教育に良いかを説明しているので、是非併せてご覧ください。

子供と一緒に皆様もプログラミングを始めてみましょう

親子で始めるプログラミング
親子で始めるプログラミング

冒頭にも書きましたが、プログラミング教育は小学校のカリキュラムに導入されました。

これは、社会人の皆様にとっても、今からプログラミングを始めるチャンスです。

なぜなら、プログラミングは、専門用語の多い教科書や、プログラミングを始めるまでのパソコンの設定など、最初のハードルが高いため、はじめの一歩でつまずく人が多いからです。

しかし、小学生へのプログラミング教育が始まることで、初心者にもやさしい入門書や、パソコンの設定方法が世に出回るので、先に述べたハードルはぐっと下がります。

ですので、思い切ってプログラミングを始めてみましょう!

それでは以下、プログラミングを学ぶためのオンライン講座を紹介します。

動画で学べるプログラミングのオンライン講座

以下、動画を見ながらプログラミングが学べるオンライン講座を紹介します。

ここで紹介する全てのオンライン講座は「Udemy(ユーデミー)」という、世界最大級の講座数を提供しているオンライン学習プラットフォームにある、つまり信頼できる講座から選んでいます。


世界最大級のオンライン学習サイトUdemy

【無料】簡単なゲーム開発でプログラミング体験

まずは無料のオンライン講座「親子でプログラミング体験!簡単ゲームづくり」を紹介します。

この講座はタイピングの必要はなく、マウスで命令ブロックを組み立てながらプログラミングする「ヴィジュアルプログラミング」のScratch(スクラッチ)というものを使って行います。

本記事で説明したプログラミングで身に付くスキルは、タイピングは関係ありません。ロジックを組み立てるための論理的思考や問題解決能力は、このスクラッチで十分身に付きます。
(さらにはプログラミングの考え方も学べるので、最初はスクラッチから初めて良いと思います)

本講座では、スクラッチの設定方法や使い方から丁寧に説明しているので、予備知識が無くても受講できます。


親子でプログラミング体験!簡単ゲームづくり!

この講座はUdemyに登録さえすれば無料で受講できます。また、動画の長さは1時間程度なので、その点も入門としては良さそうですね。

スクラッチでマリオ風ゲームを親子で一緒にプログラミング

次の講座は、みんな大好きマリオ風ゲームをプログラミングする講座です。

先ほど紹介した講座は本当に簡単なゲームだったのに対し、本講座はジャンプして、障害物をクリアしていく、まさにマリオをプログラミングするので、プレイヤーとして遊んでも楽しいはずです。

とはいえ、レベルとしては「超入門」。90分という短い時間ですが、手取り足取り教えてくれます。


マリオ風2Dゲームを作って学ぶプログラミング的思考【超入門】Scratch3.0で、大人と子供で一緒に学べる90分

本講座の金額は2400円。

他の講座でも言えることですが、Udemyの講座は買い切りなので、一度支払えばその後ずっと動画を視聴できます(月額のサブスクリプションではないので、追加料金はありません)。

超入門とは言え、上で説明したプログラミングで学べる論理的思考や問題解決能力はしっかり学べるので、勉強という観点で言っても、大人にも子供にも良い教材であることは間違いありません。

大ヒット作「Flappy Bird」風ゲームをプログラミング

この講座は、2つのゲームを7日間かけて(一日1時間ペースで合計7時間)プログラミングします。

具体的には、「イライラ迷路」と「Flappy Bird風ゲーム」を開発します。
以下のリンク先でデモ動画を視聴できるので是非ご覧ください。


子供を熱くさせるプログラミング教室「Ritz」の入門7日間講座 親子でスクラッチ(Scratch)で本格ゲームを作ろう!

一日1時間の計算なので、それほど無理なく完走できると思います。

この講座をやりきれば、プログラミングでどんなことができるかを学ぶことができますし、自分で考えたオリジナルのゲームも作れるようになると思います。

考えながら、学びながら進めていけて、たったの7時間でもかなり得るものが大きいと思います。

ちなみに我が子はスクラッチでインベーダーゲームを作っています

表題の通りなのですが、我が家の長男(8歳)は、以下のUdemyのオンライン講座でインベーダーゲームを作っています。


子供プログラミング[第2弾](中級)インベーダー風シューティングゲーム編 親子でScratch(スクラッチ)で学ぶ7日間

長男はこれまでにも上のマリオ風ゲームやFlappy Bird風ゲームをプログラミングしたことがあるので、今は一人で動画を見ながらプログラミングを進めることができます

上の講座は、レベルとしては「中級」と書かれていますが、1,2回プログラミング講座をやったことがあれば、十分実装できます、しかも一人で。

私もスクラッチは長男と一緒に始めたのですが、もう大体どんなことができるのかが理解でき、簡単なオリジナルゲームなら作ることができます。

まとめ

上で説明した通り、プログラミングを学ぶことで、論理的思考や問題解決能力など、仕事に役立つ本質的なスキルを身に付けることができます。

さらに、お子さんをお持ちの方は、教育カリキュラムに導入されたプログラミングを子供と一緒に学べる良い機会なので、是非そのチャンスを活かして、プログラミングを始めてみてください。

プログラミングがわかってくると、例えば、今や毎日耳にする「AI」の仕組みやAIでできることも理解しやすくなります。

つまりプログラミングはこれから役に立つスキルや知識の宝庫なので、本記事のオンライン講座を使うなどして、是非第一歩を踏み出しましょう。

筆者プロフィール
この記事を書いた人

フランス在住(現地採用)。工学博士。移民。
大学時代から人工知能・コンピュータビジョンの研究に従事し、現在までにディープラーニングを用いたCT画像中の肺結節の悪性判定システムや、車載センサーデータにおける認識処理を用いた自動運転システムの開発を遂行。

Yutaをフォローする
プログラミング
スポンサーリンク
シェアする
Yutaをフォローする
ヨーロッパのSDGs, AIスタートアップ情報

コメント